逃げた先にも道はある。

人生逃げが必要な時もあります。逃げのススメや感じたことを書き綴ります。

【マンガレビュー】ブラックジャックによろしく

Kindle Paperwhiteを手に入れて、最初にダウンロードした作品が佐藤秀峰さんのブラックジャックによろしくです。

マンガです。ご存知の方もいらっしゃると思いますがこの作品は著作権フリーになっているので、無料でダウンロードできます。
8年ほど前にドラマ化もしています。
今回無料ということもあってこの作品と出会えました。今、全13巻中6巻まで読んでいます。

正直、とても名作だと感じています。

医学部を出たばかりの研修医、斎藤英二郎が研修医という身分から大学病院の様々な診療科を研修で回る中で、医科の人間関係のしがらみや日本の医療の問題に直面していくストーリーです。

かなりざっくりな説明です。

とても名作だと先ほど言いましたが、それは私が手術の当事者だったからそう感じているのかもしれません。

2巻で、英二郎は内科に派遣されます。そこで心臓外科での手術が必要だとわかる患者(酒屋経営のおっちゃん)を担当します。
しかし、病院内の人間関係の都合という極めて勝手なことで、その患者の手術は先送りにされます。本当は今すぐにでも手術をすべき容態なんです。

また、その患者の手術時に人工心肺を使うか否かでもめる場面があります(英二郎の大学病院では人工心肺を使う手術は得意。だが、その患者は人工心肺を使った手術だとリスクが高すぎる)。

患者が、心臓外科医に「俺の身体の具合、どうですか?」と尋ねるシーンがあります。
そこで心臓外科医は早口で専門用語をまくしたてます。
もちろん患者は理解できない。
そして、心臓外科医はこんなセリフを吐きます。

「あなた酒屋だよね?じゃあ今の説明、わからないでしょ?
手術には、手術依頼書ってのがあるんだ。つまり、アンタが頼むから我々はやるんだよ!お礼は目立たないようにしてよ…する しないじゃ教授も気分が違うから…100万ぐらい包む患者さんが一番多いかな……最後にアンタの心臓を触るのは……我々だよ……

いやー、こわいですね。私も十代後半の時に人工心肺を使った手術をしました。

最後のセリフは事実で、人工心肺を使っているとき何かトラブルが起これば、実際死に至る可能性ありますからね。

私の手術の難度はそこまで高くなかったと思うけど、もしやいくらか包んでたのかな?
などと、下衆の勘ぐりをしてしまいます。
まっ、万が一あってもそれを知るのは両親が亡くなった時とかだと思うので、完全に無駄な想像力ですが。

この話以外にも未熟児、障害児の問題やがんの問題など、まるでドキュメンタリーを見ているような感覚で読み進めることができます。
もちろん、マンガなのでいい意味でマンガ的な展開もあり、それも面白いです。

私はたまたま手術の当事者だったので興味深く読めました。
Kindleに限らず色々な媒体で無料ダウンロードできます。ぜひ、お読みください。