流行るスポーツは、何かをOFFにすることが秘訣!?

体の一部を、OFFにしよう。 | AdverTimes(アドタイ) - Part 3

バブルサッカー、以前一度体験してめちゃくちゃ面白かったんですけども、今回はバブルサッカーを日本に輸入した、澤田智洋(電通コピーライター/プロデューサー)さんの文章を紹介します。スポーツの本質が垣間見えるような気がします。

そこで澤田さんはこんなことをおっしゃっています。

スポーツの本質的な価値とは、
何かをOFFにすることにより、
何かが生まれるという点にあると考えています。

ゆるスポーツも例外ではありません。
僕はバブルサッカーを
「上半身をOFFにするスポーツ」と捉えています。
一見自由になったようにも見えますが、
実は上半身全体を細かく動かせなくなるからです。

無差別無制限でやりあうのもおもしろいかもしれませんが、あえて制限をつけてこそ、人間らしいとも言えるでしょう。
サバンナではないですからね。

何をOFFにしているかで他のスポーツを考えると、バスケであればボールを持ちながら歩く(走る)こと
ラグビーだったらボールを前にパスすることだったりします。長く人々に愛され、残っているスポーツにはそういう特徴がありそうですね。
一方、近年生まれたニュースポーツはどうなのか(キンボールとか?)考える必要がありそうです。

そしてバブルサッカーの元であるサッカーも、「手を使う」ということを基本的にOFFにしています。
だからこそ、民族や価値観を問わず世界中の人間にプレイされていると言えるのかもしれませんね。