逃げた先にも道はある。

人生逃げが必要な時もあります。逃げのススメや感じたことを書き綴ります。

父に本当にあげたいプレゼントは・・・?

もうすぐ父の日だ。

今年は何を贈ろうかとふと、考える。
 
父の日に贈ったプレゼントが全く使われていないと気づいたのは、17歳の時。
 
中学生の頃プレゼントしたボディソープが3年ほど未使用の状態で洗面所に安置されていたことに気づいてしまった。
 
数年前は電動歯ブラシをプレゼントした。
それも安置されていたので、今は俺が使っている。
その次の年はマッサージクッションをプレゼントした。離れて暮らしているのでわからないけど、一瞬ぐらいは使ってくれたのだろうか。
 
こうして父の日プレゼントが全く使われないことに対して、俺はあろうことか怒りの矛先を父に向けていた。
気持ちの押し付けはしたくないので直接文句を言ったりはしない。
けど、なぜ使わないのかという釈然としない気持ちは毎年抱えていた。
 
でもそれが間違っていたと最近感じている。
 
本当にあげなくてはならないのは、モノではなく習慣だ。
 
どんなに生活を良くするモノがあっても、その人の生活にフィットしていなければ無用の長物になる。
 
例えば、俺がAndroidの最新型スマホをもらっても持て余すだろう。
iPhoneユーザーで、現状に満足しているから。
 
キリンのビールが一番だと思っている人に、サントリーのビールをすすめても難しい。それは、キリンのビールと過ごした「気持ちのいい記憶」がその人の中に残っているからだ。
6年前に先輩に連れて行ってもらったあるチェーン店の寿司屋がある。そこで食べた寿司がチェーン店のレベルを超えたおいしさで大変感動した。
いまだにその寿司屋に行くとおいしいと思える。
 
あるいは、従来のモノから 新しいものに変える判斷をさせる「強い理由」がなければ人は態度変容をすることはない。
 
記憶というものは時には曖昧だけど、時にはこれほどにも人の判断を頑なにさせる。それほど態度を変えてもらうというのは難しいことなんだ。
 
明日から6月。今年は何をプレゼントしようか。よく考えよう。