「ペンは剣よりも強し」を再定義しよう

「ペンは剣よりも強し」

この表現を初めて見たのは、小学生の時です。

親から与えられたマンガでした。

縄文時代から現代までの長野県の歴史を全5巻にまとめたマンガの

4巻目か5巻目に登場します。

「関東防空大演習を嗤ふ」の桐生悠々氏のセリフとして登場していた記憶があります。

桐生悠々氏は長野県の第一地方紙、信濃毎日新聞主筆を務めていた時期があった

 

ペン(言論)の力で剣(政府・軍)は倒せるんだ!という

意味なのかなぁと理解しようとしていた記憶がぼんやりありました。

 

ふとそんなことを思い出してネットで検索しました。

そうすると、俺が思っていた意味とは違う解釈もありました。

ざっくりいうと、「どれだけ民衆が剣を振りかざしても、ペンで政府側が逮捕状などにサインしてしまえば一発で終わりだよ」ということでした。

 

どちらも間違ってはいないですね。

 

時代に沿って再定義するとしたら、

ペン(SNSなどの書き込み)は時に剣よりも

強い影響力を持つ(ほんの一例で、未だ店頭で見られないペヤングの虫混入騒ぎもTwitterの書き込みが発端でした)。

だからペンを取るときは、街中で剣を振り回すよりこわいことだと思って慎重に扱おう。意図せずいろいろな人を傷つけてしまうかもしれません。

 

こうしたいです。

とはいえ無用に考えすぎても、ダメージを受けるのは自分自身だったり繊細チンピラの方々だったりしますので、失敗したり多少の経験の蓄積も必要でしょうね。

 

 

抵抗の新聞人桐生悠々 (岩波新書)

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