グルメアプリ「テリヤキ」から思う個人と信用

本当においしい店だけを掲載しているグルメアプリ「テリヤキ」

↓インストールはこちらから↓無料です。

App store,Google playでテリヤキで検索しても出てきます。


堀江貴文氏がプロデュースしています。

食べログ等の競合と差別化しているポイントが数点あります。
まず紹介者が実名の個人だという点です。
ペンネームでもなく、実名です。

そして、食べログでは接客態度が悪いと味が良くても悪い評価をする人がいるようですが、テリヤキでは純粋においしさで評価をしています。

さらに実名ということで迂闊な店は選べません。だから、「本当においしい店」を集められる。

そういう謳い文句となっています。

有料会員(400円/月)になるとエリア別の検索など便利な機能が使えます。
しかし、会員にならなくても十分使えます。

名前と顔を出している、食に精通した人がおすすめする店を知ることができる。

それがこのテリヤキの1番の利点だと考えます。
食べログなどの競合サイトと違う点は、信用を担保していることだと思います。

顔出し実名のレビューからは、どこか口コミに似た感覚を抱く気がします。

実際の口コミではないですが、顔と名前を知らない人にすすめられたモノや店より、
顔も名前も知っている人からすすめられたモノや店の方が安心感がありませんか。

しかし、それがおいしい店となるとそれぞれの味覚の違いなどで中々うまくいかない面もあると思うんです。
また、食べログで評価が高い店でもハズレはあります。
果たして食べログでハズレの店に行ってしまった時、どこに怒りをぶつければいいのでしょうか。

テリヤキを使って、何らかの事情であなたのお眼鏡に叶わない店に行ってしまったとしましょう。
そうしたら「なんなんだこいつは!」とか、「こいつのすすめる店は危ない!」などといって顔出し実名のキュレーターに責任をおっかぶせることができます。

友人や目上の人にすすめられた店のダメ出しはしづらくても、テリヤキならしやすいです。しかし信用があるキュレーター陣が紹介する店です。きっとあなたのお眼鏡に叶います。



集合知の集積がインターネットの利点であるというフェーズから、「個」のフェーズにますます移っていますね(先人がすでに五億回ぐらい言及していることだと思いますがw)。
youtuber(HIKAKIN氏など)であったり、イケダハヤト氏然り。

上記の方々はインターネットから有名になりました。

しかし、テリヤキのようなパターンを見ているとより影響力や信用を持ちたいならば、他の分野で名を上げることが必要ですね。

結局、モノをいうのは個人の信用力なのかということをインターネットを介して見せつけられると、それはそれでどえらい時代だという気もしてしまいました。可視化していく。インターネットによって。