貯金できないクズを助ける「強制力」

俺は貯金ということに対して否定的です。
貯金は、本来使えるはずのお金が使えないということを意味します(少なくとも俺にとっては)。
本来使えるはずのお金が使えないことで感じるストレスが、貯金することによって生まれるメリットをはるかに上回っているという認識なのです。

数年前の新入社員の頃、先輩にこう言われました。
「お前、財形貯蓄やった方がいいぞ。俺やっときゃ良かったって思ってるから。」


財形貯蓄についてはこちらの記事をご参照下さい
日本経済新聞

財形貯蓄は
  1. 非課税枠もある
  2. 普通預金より金利がいい
  3. 簡単に引き出せないので貯まりやすい
メリットはざっくりとこんな点です。

酒の付き合い(もちろんその後の色んなお店もw)も結構あれば、年間数回の社内ゴルフコンペなんかもある会社。
そうでもしないと貯まらないと先輩は言っていました。

新入社員の俺「そうなんですね^ ^総務に聞いてみます!(は?やんねーよ、金なんて使ってナンボだろうが!!)」


はい、俺はその金言をガン無視しました!


これは明らかな過ちでした。財形貯蓄って多分いつでも始められると思うので、制度がある企業の方は前向きに検討してみてください。

そして上のリンク内より抜粋しますが、まさに今の俺の課題となることが書かれています。

 「財形貯蓄は『貯蓄体質』をつくるためにおすすめ」と話すのは資産運用相談サービスを手掛ける、住まいと保険と資産管理(東京都千代田区)社長の白鳥光良さん。財形貯蓄をすると、給与口座には財形貯蓄分を差し引いた金額が振り込まれる。ためた金額は最初からないものと考えれば、計画的に家計をやりくりする習慣がつきやすい。天引きされる一方、ためたお金を引き出すのに手間がかかることも「貯蓄体質」づくりに向くという。

ためた金額は最初からないものと考えれば、


ためた金額は最初からないものと考えれば、

ためた金額は最初からないものと考えれば、


やはりそうなんですよね。
「認識」なんですよ。そうやって制度を活用して、リフレーミング(考え方を変えて、認識の再構築)をしないと。

そんな俺も、貯金に助けられたことがあります。それは、退職積立金です。
3年未満で辞めましたがきっちり戻ってきました。これは意思に関係なく月数千円天引きされてました。だからまさに「最初からないはずのお金」です。

会社を辞めてからの転職活動でしたので、失業保険も3ヶ月は出ない中で本当にこのお金に助けられました。
こんな風に強制力を働かせられないと、お金を貯められない方、いらっしゃいませんか。

貯金は、ヒーローみたいなものです。
確実に自分を助けてくれる。未来って中々イメージしづらいかもしれないけど、未来の自分を助けてあげられるのは、今現在の自分自身なのかもしれないです。
現に俺はそうでした。

今年は必ず、貯金と向き合おう。
問い合わせようと思ってやってない定期預金の問い合わせから始めよう。


「29歳貯金ゼロ!  年収300万!  このままで大丈夫か!?」と思ったら読む本

「29歳貯金ゼロ! 年収300万! このままで大丈夫か!?」と思ったら読む本